企業再建・ターンアラウンド

不振企業の再生・成長シナリオ

グローバルコマースイノベーションでは、マネージングディレクターの平山真也の3度経営者として企業再建(ターンアラウンド)を成功させた経験をベースに、確立した手法論を活かして不振企業の立て直しを図っております。

フェーズI 1年目
ビジネスモデルの再構築


フェーズ II 2年目
オペレーションエクセレンスの構築・
勝利の文化の構築・
成長エンジンの種まき
フェーズ III 3年目~
成長エンジン全開・
勝ちパターンの確立

・企業戦略の明確化
・各ブランドの再定義
(コアの価値は本当に何なのか?)
・ノンコア事業・活動の中止
・コスト削減、オペレーションモデルの最適化
(リーン・効率化・ITのフル活用)
・KPI設定人事制度改革・モチベーション改革
・マネジメント手法の確立
(予測型マネジメントの導入・徹底したPDCAサイクルマネジメントの導入)
・新規成長施策の立案
・成長・利益・勝利への意欲を徹底したPDCAサイクルのマネジメントによって組織全体に醸成
・企業としての勝利パターンの確立
・組織としての成功体験の積み重ね
・勝利及びやればできる文化を醸成
・人材教育・投資の活発化
・新規成長施策の展開
・各業務プロセス及びサブKPIの再設計
・勝ちパターンのコピー&ペーストによる成長加速
・固定費の最小化、リソースレバレッジの最大化
・海外展開などによる第2成長エンジンの確立
・持続的成長のための投資
・結果を残した人材に対する報いによるモチベーションアップと勝利の文化の定着化

再生ケーススタディ(ディッキーズアジア)

日中ともに様々な課題があったが、戦略を明確にし、戦略・組織・予算・人事システムを有機的に結合し、徹底的な現場主義と様々な従業員や外部のパートナーを最適配置することで、大幅な業績改善を実現。

課題

  • 日本、中国市場ともに商品もビジネスモデルもバラバラの状態であり、規模の経済が全く働いていない状況であった。
  • 中国は市場参入後非常に苦労しており、既存店売り上げも低迷し、FCの離反、2012年には売上が8億円程度に対して、赤字が10億円程度という状態で、士気も低迷し、取引先の離反も起こりそうな状況であった。
  • 日本は商社より事業を引き継ぐことになったが、様々なパートナーが様子見状態であり、また従来のパンツの卸売り事業の限界が近づいており、成長にはビジネスモデルの大幅な転換が必要であった。

アプローチ

  • アジア全体での戦略を明確にし、やるべき行動を徹底的に追及しつつ、やらなくていいことを廃止。
  • 戦略、組織、予算、人事システムなどをすべて有機的に結合し、戦略遂行が必ず成し遂げられ、継続的改善が行われる仕組みを構築。
  • 日中の商品、生産、クリエイティブ、その他ノウハウ共有などを徹底的に行い、上代に対する原価率を8%以上改善。
  • 徹底した現場主義と老壮青を最適配置する経営で内外のステークホルダーとの強固な信頼関係を構築。

結果

  • 中国は2年半で追加投資なしで黒字化を達成し、毎年40%以上の成長を実現し、2017年小売りベースで100億円程度の規模まで成長。
  • 本は2012年当時80%程度だったパンツの卸売り事業を、ダイレクト事業を成長させることで、50%程度まで依存度を低下させ、2012年当時に比べ売上を3倍強に伸ばす。(2017年小売りベースで175億円程度)2017年度は成長率は57%。
  • 2017年にはアジア事業全体で10%程度の営業利益率を実現。

再生ケーススタディ (Metersbonwe)

営業利益率が半減し、そのままでは倒産の可能性があり得た中、会社の大幅な業績回復を実現し、翌年のIPOへと結びつけることに成功。また会社として必要な経営基盤の導入の成功。

課題

  • Metersbonweは当時中国最大のカジュアルウェアSPAで、急成長を遂げ当時2600店程度の規模を誇っていた。
  • 但し規模に比べてマネメントや仕組みは脆弱で、予算や適切な管理会計や人事制度などもない状況であった。
  • 創業者の勘で経営してきた結果、販管費が大幅に増大し、フランチャイズ店への卸価格改定ミスなどから粗利も悪化し、前年比で利益率が半分になっていた。
  • また野放図な投資でそのまま行けば半年でキャッシュが尽きるような状況であった。

アプローチ

  • SG&A(売上対比経費率)を予算管理及びKPIの導入、そして徹底的な意識改革によって、対売上昨対比で4%程度改善。
  • カテゴリー別の価格設定戦略を改革することにより、2%程度の対売上粗利率を改善。
  • KPIの導入などにより在庫日数を100日より70日まで改善。
  • コアビジネスであるフランチャイズへの回帰、そして既存店売上重視の戦略転換をすることによって、年率30%の売上成長より50%強の売上成長へと導く。

結果

  • 営業利益率は6%程度改善し、在庫日数も100日より70日まで改善。
  • また売上成長は年率30%から50%まで上昇。
  • 結果業績はV字回復し、翌年にはIPOを果たし、時価総額3600億円の値打ちをつけることに成功。

再生ケーススタディ(上場アパレル会社)

グローバルコマースイノベーションの再建策を実行したクライアントは、見事に数年ぶりに黒字に転換。

課題

  • 長年売上も低迷し、赤字に苦しんでいた上場アパレル会社は、再建を行うべくグローバルコマースイノベーションに再建戦略の策定を依頼。

アプローチ

  • 外部環境、自社の徹底分析などを行い、下記の骨子の再建案を策定:
  • 収益性の高い、コアな地域エリアで展開を提唱し、再建できない店舗ネットワークの25%程度の不採算店閉店を提唱。
  • 商品戦略は適切なテイストごとのNB展開やPB開発の戦略を提示し、業態の魅力を最大限引き出す改革を提唱。
  • 過剰に多かったサプライヤーベースの集約化を提唱することで値入の改善を提唱。
  • ミニ改装を通じて、店舗キャパシティをグループ化し、在庫削減を行いつつ、店舗ディスプレイの魅力度を上げ、売上向上と売変削減による粗利向上を提唱。
  • レイアウトはテイスト別に位置を固定することで、非常にわかりやすく、統一のとれたVMDを実現することを提唱。

結果

  • 6億円程度損益が改善し、黒字化に成功。また既存店売上もプラスで推移。

再生ケーススタディ (海外子会社)

黒字化という目標を明確にし、経営管理システムとその実現に資する施策の推進を通じて約3か月間での黒字化を達成。

課題

  • 年間約2億円以上の赤字を計上しており、今後の事業継続に向けて早期の黒字化が急務。
  • 経営管理の仕組み、人事制度、システム、等の管理体制全般が未整備で、真の実力値が可視化できない。
  • そのため、日本の商習慣を前提とした日本側からの要求が続くが、適切な要求なのかどうかの判断が難しい。
  • 現地の人材との信頼関係も十分できておらず、日本側の要求を伝えても、現場は彼らの働きたい環境として最適な運用にとどまってしまっている。

アプローチ

  • 黒字化に向けたフィージブルな財務モデルを作成。
  • 財務モデル実現に向けた施策の棚卸。人件費・外注コスト削減、人事制度の変更、経営管理システムの整備、等の施策の実行計画の作成。
  • 各施策の進捗状況の管理、適宜伴走して推進。

結果

  • 約3か月間で黒字化の目途が立ち、単月黒字化へ転換(年間理論値約5千万円まで改善)。
  • 業務に対する役割の再設定・再配置と、専門家導入に伴う教育体制の整備、さらには新たな人事制度(インセンティブ支給)に伴い、生産性が従来よりも大幅に増大(部分的に倍以上の業務も)。